もしやのもしやです。

紫の矢印の罫線では、抵抗帯付近で何度も抵抗を受けてきたのですが、一向に下がりませんでした。ここへ来て、陽線、すなわちピンクの矢印の罫線が出てしまい、前週の寄り付きからの下げを打ち消すような形になっています。この形のまま、抵抗帯を越えてくると長期陽転となる可能性は出てきます。

実は、日経225は長期陰転しておらず、JASDAQ指数も長期陽転のままです。

考え方は変更した方が良いのかもしれませんし、このこう着状態はいよいよ上へ放れる可能性も出てきました。もしも、ここで上に放れると、当初の予想では短期勝負という考えでいましたが、中期足が良くなりつつあるので、中長期買い方にも目が出てきます。慎重に見定める必要がありそうですし確定もしていませんが、期待は少し大きくなっています。

したがって、対処は中立、様子見がベストという考えを一応しておきますが、休日中は中長期買い方としての監視銘柄の選定を一応しておくべきと考えます。実は日銀の金融緩和は世界経済への影響が大きく、世界景気もバブル化する可能性があります。今週末の日銀のさらなる金融緩和観測は市場への影響が大きかったと言わざるおえませんね。

日銀の金融緩和姿勢がその傾向として漸次緩和の方向なら、しばらくは良くなる可能性は出てきます。もちろん、バブルを作った後は引き締めが難しいのでそれができるかどうかはわかりませんが、緩和のトレンドが継続するなら、円安・株高となって海外景気に引っ張られる可能性は排除できなくなりつつありますので、そうなった時の行動・対処は今のうちから考えておくべきでしょう。

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