今年もありがとうございました。

直近の安値から7週間連続で下値が切り上がりました。特に、最後の1週間は期待がめいっぱい入った段階での買い上げでしたから、この最後の部分の下値(840ポイント)から上の部分は調整せざるおえない感じがします。

来週は、1/4しか取引がありませんので、余熱から陽線になる可能性はありますが、そうなると、8週連続で下値が切り上がることになります。

さすがに、来年第二週からは、2〜3週は調整ではないか?とは思います。そして、1月最終週で押し目底を作って、2月につながって行く、と、いうパターンを考えています。そうなると、この相場に乗り遅れた人は、来年1月の中旬以降から良い買い場所があるのでは?と、想定しています。

さて、今年は3月に若干の上昇相場が出ましたが、ずっと下げ続けて来ました。民主党の無策とも思えるような政策のおかげです。何もやらないのは何かやって失敗するより、罪は重たいと思います。そして、その民主党が退場した辺りから、株式市場は蘇ることになりました。自民党の政策も好感はしたでしょうけど、基本的には無策の時代は終わった、と、いう、解放感による相場であったと思います。

自民党は自助努力をある程度求める政策です。マスコミはまたぞろ、弱者云々の話を始めました。しかし、自助努力する人を増やさない限り日本の復活はありえるはずもありません。弱者を優遇しすぎた結果のこの借金でもあります。公共事業等の残債は250兆円、福祉などに投入した残債はその倍の500兆円以上あります。公共事業ばかりが槍玉にあげられて、おかげで税収が減り、インフラは崩壊の一歩手前です。何故にマスコミは真実をもっと言おうしないのか?弱者に金をばら撒いていれば、それで全てが済むかのような報道ぶりには、日本の本当のブレーキになっているのはマスコミじゃないか?そんな気さえします。

新年相場にはそれなりに期待できるようになってきました。来年はぜひ良い年であるように、祈りたいと思います。

今年もみなさまありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。良いお年をお過ごし下さい。

PS:画像をクリックすると少し大きくなります。