動きが遅い。

今週のTOPIXは下値・上値が切り上がる展開ではあったものの、思ったほどには伸びない展開となりました。

三角保合を上抜けたとなれば、通常はＡ点の水準までは比較的早く到達する可能性が高いと思われたのですが、どうも、根本的にはまだ、大勢上昇トレンドと言えるほどの力がなく、下降トレンドでの戻し、という中での三角保合のブレイクだった可能性も依然として残る投資家泣かせの形となっているようです。

もっとも、通常では下降トレンドにおいて中断保合としての三角保合が上には放れないのが普通ですが、今回は非常に特殊なケースなのかもしれません。

実際、このような中でトレードした感覚としては、全体的に上昇トレンドの中においては、業績の比較的良い銘柄が短期間に右往左往してさして上昇しないうちに、頭が重たくなるのは、大勢上昇トレンドにおいてはあまりないことです。銘柄によっても幕間つなぎ的に買われたりするのは、どうも、全体的には大勢上昇トレンドに乗っていないからではないか？と、いう疑念が生じています。

こんな状態ですから、中長期売買という一般的な投資家が行っている投資スパンにおいては、少量試し買いでとにかく買ってみて、その後はＡ点越えまで様子見、と、いうスタイルで抑えておくのが一番無難ではないか？そんな気になっているところです。少なくとも、全力で・・・。と、いうようなことを強く打ち出すのは、どうなのかなー、と、いう段階であると考えています。

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