今はリーマンショック前夜なのか?

安倍総理は今の景気実態を、リーマンショック前夜、と、形容して消費税増税を見送る方針のようです。

個人的な感想としては、今は前夜ではないと思います。しかし、一方で、だからと言って安心してしまえば、すぐさまリーマンショック級の景気減速に見舞われると思います。つまり、量的緩和をやった結果、景気変動の振れ幅が恐ろしく急激になる可能性があると思います。

言い換えるならば、常に、それなりの規模の景気刺激策を行い続けなければ、すぐにデフレに陥ってしまう、景気対策依存型の経済に世界中がなってしまったのではないか?とは、思います。どこかでこのカンフル剤はできなくなると思いますが、その前にバブルがやってくるのかもしれません。

さて、今日の東証は、一日を通して小動きでした。

サミットでは、一応、財政出動も含めた総合的な経済対策をやることで一致できました。後は、各国がどれくらい景気に配慮した対策を打つかにかかっているわけですが、日本では、財政出動、真水5〜10兆円が噂されています。消費税増税も先送りになることがほぼ決まっていますので、後は、日銀の対応にかかっていると思います。

おりしも、消費者物価指数が2か月連続で下がっていて、日銀も今回は動く可能性は高いと思います。

消費税増税延期・財政出動・金融緩和。この3点セットで相場が再び長期の上昇トレンドに乗ってくることを期待しています。

対処に変更はありませんが、監視銘柄の追加をしておくべきだと思います。

良い週末を。

Sunshine Girlmoumoon
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