うん??NY株が上に抜けるかもしれない。

今週のチャートはココ。

今週のTOPIX週足は、陰線になりました。

これで、矢印のところから、上値を切り下げて、6本目になりますので、いつ反発してもおかしくない日柄の経過にはなっていると思います。

また、さらにその下のTOPIX月足ですが、Aが最初でA'が二番天井となって、始まる下降トレンドであるとすれば、

AB=月足4本
BC=月足3本
CD=月足4本
DE=月足3本


そして、

E以降で今月までで月足4本となり、きれいな3段下げとなり、今月以降下降トレンドが終了する可能性が高くなっている形ではあります。形としては、4−3−4−3と、来ているので、今月で、下げが終了するのではないか?と、いうことです。

さらにその下が、米国株の指標の一つである、日本では、TOPIXに近い役割を担った指標だと思いますが、S&P500の週足です。

アイウエ、と、いうのは、いわゆる一目均衡表でいうところのY波になっていて、どうやら、この保合を上に超えそうです。しかも、オの点はより大きな視点で見たときのWボトムの頂点に当たるわけですが、この水準も超えてきています。米国株は日本株にも与える影響が大きくこれが、いくつもの上値にある抵抗水準を超えてきたとなると、日本株には良い影響があるのでは?と、考えています。

最後に、ドル円為替は、円安方向に月足で上値が切り下がる状況が連続で8本継続していますので、日柄として、そろそろ変転が起きても不思議ではありません。

もう一度まとめてみます。

<1>TOPIX週足の日柄がいつ反転しても良い時期にさしかかっている。
<2>TOPIX月足の日柄がいつ反転しても良い時期にさしかかっているのと、3段下げも終盤に来ている可能性がある。
<3>米S&P500が保合を上にブレイクし、さらに大きな視点で見たときのWボトムの頂点を上回ってきた。
<4>ドル円の月足の日柄が円安方向にいつ反転しても良い時期にさしかかっている。

言わば、日柄的には調整十分、と、いう状態にあると思います。

このようなことから、中長期売買を考える上での上昇トレンドへの回帰が近づいているのではないか?とは、考えています。もしも、ここで強力な景気対策等が行われれば、さらにこの可能性は大きくなりますし、起爆剤にもなりえるはずです。

現在は大事をとって、様子見にしていますが、監視していた銘柄のうち、良さそうなチャートの銘柄には、少量打診で買ってみる、と、いう方法もありだとは思います。もちろん、中長期のトレンドが上昇トレンドとは言い難い状況ですので、いつでも切れるだけのポジションの量に限定するのはいつものお約束です。

ちなみに、次の本格上昇は、超バブルへの誘導になるかもしれませんので、その後はかなりきつい下げ相場がやってくるかもしれないことは予め考えておく必要はあると思います。

良い週末を。

Mr.Heartache(SEKAI NO OWARI)
https://www.youtube.com/watch?v=q9iozQDEO_U