トランプのシリア攻撃。
https://mainichi.jp/articles/20180410/k00/00e/030/215000c
米国 トランプ氏、シリアへの軍事行動「今夜にも決断」
一方で、
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-10/P6ZLYI6S972801
トランプ大統領、関税や障壁に関する習主席発言を称賛−緊張緩和か
つまり、極東は多少良い顔を見せておいて、先に中東の方に一撃を食らわして、北朝鮮問題や中国の台頭も牽制しようということでしょう。極東と中東で二正面になったら、アメリカとて、無理がありますから。ただし、以前は、二正面でも大丈夫だったはずですが、アメリカの力が着実に相対的には弱まっていることを指していると思います。
と、なると、北朝鮮問題が平和的に解決されるには、北朝鮮が相当に折れるしかないってことにもなりそうです。アメリカは力の減退を自覚していますので、そんなに引き下がれないのでは?と、思います。
その証拠に、なぜに、TPPをオバマ政権でやろうとしたのか?と、いう点も重要なところです。覇権の移行は起こってみないとわかりませんし、増して、その途中の段階では判断も難しいわけですから、その兆候が出ている今、常に両にらみで行くしかありません。
そして、中長期を考えた場合、相場は動き出し始めると、どんどん行ってしまうわけで、いつまでも様子見をしているわけに行かず。。。どうしたものでしょうか?動き出してから、大きく張る。と、いうやり方もありますが、それとて確実ではありませんし、中長期の前段階としては、短期相場が動くわけですから、短期相場が良くなるたびに、試し・追加、悪化してくれば、一部撤退・再び追加、と、いうようなやり方で、ポジショニングして行くしかなさそうです。
ちなみに、バブル相場を調べてみますと、前期と後期があり、それはブラックマンデー、と、呼ばれる急落で分けることができます。このブラックマンデーは急落後、4ヶ月程度で底入れをしています。今回はバブルではないと思いますが、今後も伸びるなら、大相場には違いありませんから、良く似た動きをする可能性はあります。
さて、今日の東証は下げました。現水準には、比較的強い抵抗線があるようですね。現局面は相場の急所になるのかどうか注目しています。
下がったり上がったり日々変動はするわけですが、じわじわ、下値が切り上がるかどうかが、まず、注意点です。中長期は、様子見状態ですが、TOPIXなどの日足に注意してタイミングを測ると良いかもしれません。そのためには、勘を磨く意味で、投資金額を絞って短期で相場をやるのも一法です。
対処に変化はありません。
<今日までのところの基本的な対処>
中期
<買い方>銘柄の選定と監視。
短期
<売り方>自己の資金量からリスクを考えた上で、適量の売建。適宜解消の繰り返し。ただし、慎重に。
<買い方>自己の資金量からリスクを考えた上で、適量の買建。適宜解消の繰り返し。ただし、慎重に。
雪の華(中島美嘉)
https://www.youtube.com/watch?v=mF5Qq2YheTg