日中通貨スワップ。

https://jp.reuters.com/article/japan-china-currency-idJPKCN1L701H

”日中両政府、円・元通貨スワップの再開検討 3兆円規模=関係筋”

アジアの通貨危機対応にはメリットがありますので、悪くはないのですが、アメリカが今、中国を追い詰めつつあるのに、日本が中国を助けてどーするんだ?と、いう疑問は残るわけですが、一体、安倍政権の狙いは何なのか、少し裏読みしてみました。

現在、トランプ政権は中国に対して、貿易戦争を仕掛けていますが、たしかに、中国の輸出価格は跳ね上がるのですが、一方で為替が安くなってしまいます。通貨スワップを日本と行えば、通貨の下落は緩やかになるわけで、元安阻止の方向に向かいます。

つまり、アメリカが関税をかけても、中国元が安くなってしまえば、輸出額への打撃は減らすことができるわけですが、元安が進行しなければ、中国の輸出額は減らすことになると思います。したがって、この通貨スワップ協定は、アメリカの勝利を側面支援するようなものとして働く可能性があると思います。

実際のところ、中国の崩壊を抑えつつ、中国の増徴を防ぎ、一方でアメリカに貿易戦争で勝利させる方が日本の利益にはなる、と、いうことでしょうね。一方で、韓国への通貨スワップに積極的ではないのは、韓国という国家は条約を守らない国なので、お仕置きが必要ですし、現在の文政権では、日本に利益がないということでしょう。と、なると、韓国には、もう一回、IMF管理のお代わりがやってくる、と、いうことになります。

さて、今日の東証は上昇しました。一進一退の動きが続いていますよね。

対処に変更はありません。

<今日までのところの基本的な対処>

中期
<買い方>全面的に撤退。

君と約束した優しいあの場所まで(三枝夕夏
https://www.youtube.com/watch?v=UbiaeHU3LaE