大勢、陽転への道。

TOPIX週足の方ですが、とうとう、抵抗線を完全に越えて来ました。相場は堅調に推移したことだけではなく、新たなるステージへ入った可能性も感じさせてくれるチャートとなっています。

次に、月足チャートを見て欲しいのですが、4ヶ月の保合い期間の全ての期間で、買われた玉が利益になっていることを示しています。ちなみに、保合期間の買いは、短期狙いの玉が中心であるからこそ、たいして上昇しなくても売られてしまうわけですが、現在はその高値の位置に相場が来ているわけですから、本来なら売られてしかるべきなのですが、もしも、現在の水準を超えるとなると、売られていないということになります。となれば、今ある買い玉そのものが短期狙いの玉中心であったものから中長期保有の玉が中心に変化し、しかも、それがすべて利益になっている可能性があるわけです。そして、それが4ヶ月分滞留しているわけですから、市場における短期的に売られてしまうような玉が少なくなり、相場が上げやすくなっている証左になると考えられます。

すなわち、現水準を超えて月末を迎えることは、一旦、上昇にはずみがつくと、受給がタイトになっている可能性があるわけですから、そこにまた買いが入ることを繰り返すことで、相場が長期に大きく上昇する可能性を示唆するものと考えられます。

したがって、とりあえずは試し買い対処が適切だと思います。

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