風雲急を告げる。

とうとう、大きな陰線が入ってしまいました。しかも、窓の水準を下回りました。窓は時として抵抗線として働くわけですから、そこを下回ったということは週足での相場転換を考えるべきでしょう。つまり、月足が陰転しないならば、再来週辺りまで調整する可能性が出てきたわけです。もちろん、調整はそれ以上の期間に渡る可能性もありますから注意が必要です。

次に、その下の月足チャートを見て欲しいのですが、来週月曜日に今月の月足(C)が確定するわけですが、現在のところ、上髭の比較的長い形で、週足が調整色を強めていることを合わせて考えれば、ABCの三尊天井の可能性もあります。もしも、来月の月足が大きな陰線を引けば、Dの安値を狙う可能性もあるわけです。

そんな中で中東の各国のドミノ的政変が長引く可能性が出てきているわけで、警戒しているわけです。

それらを踏まえて考えれば、現在の対処は、月足の下降転換を考えつつ、再度、上昇に向かうかもしれないという両方の展開への対処を考えなくてなくてはならないという局面にあると思います。

そこで、保有玉を半分ほどに減量し、下へ行けば残った半分の玉を総撤退、上へ行けば、買い増しの二段構え作戦はどうかと考えています。

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