夏休みですね。(その2)

ウォール街のランダムウォーカーはみなさんご存知だと思います。

この証明にときどき使われるのがランダムに発生させた数字でチャートを書いたら、普通の株式チャートと同じような動きとなった。と、いう証明の仕方です。

もちろん、これにはかなりの説得力があります。

そう、相場はランダムなわけで、規則性なんてありえないはずなわけです。

ところが、ランダムに作ったその株式チャートのようなものについて掲載されているページがありましたのでそれを見ていただければ分かりますが、大変興味深いものとなっています。

まずは、以下を見て下さい。

http://www.geocities.jp/y_infty/random_walk/random_walk.html

そうなんです。ランダムに作ってもトレンドが発生してしまうんですね。

これは意外でした。

ここからできる仮説は、全てのものは少なくとも確率論的にトレンドが発生する、と、いうことではないでしょうか?

そういうわけで、やはり、過去の相場を観ることは未来を観ることの助けになる、ぐらいのことは言えるでしょう。

未来は分からない、のは事実ですが、正確には未来はどの法則が適用されて作られるのかわからない、と、いうのが真実のような気がします。逆に言えば、どの法則が発動されたのか分かれば、未来が予見できることになります。

移動平均を始めとするテクニカル分析は未来が今と同じトレンドであることを仮定して利用するわけです。これを利用しない手はないでしょう。


夏休みですね。(その1)http://d.hatena.ne.jp/dai1000/20140721

http://jbbs.livedoor.jp/business/19170/
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