まだ、崩れている、とは、言い難いが、その可能性も否定できない。

今週のチャートは、ココ。

今週の罫線は陽線になりました。

が、しかし、上髭が長すぎます。これは、金曜日に発表された日銀の追加対策のおかげで、一旦は急騰したものの、その内容が十分なものと判断されなかったために、ダメ押し的に売られてしまったのが、その長い上髭となった部分です。

こうなってしまうと、来週も軟調の可能性が高く、調整ムードが支配的になる可能性が大きいと思います。

それにも増して、日銀にはもはやとるべき選択枝がほとんどありません。

残るは財政支出ですが、その資金を日銀が直接引き受けて調達する方法しか残されていません。日銀当座預金のマイナス金利、と、いうのもありますが、それは、すぐには抜けないのでしょうね。

そうなると、よっぽど相場が下落するような事態が起きないと、これらの政策は出てこない可能性が高く、米国の金利引き上げと呼応しあって、世界景気が後退するのを見守るだけ、と、いう展開になりそうな勢いです。

すでに、すぐとれるような政策はほぼ出尽くしており、小手先の対策も通用しないことは、今日の相場の動きで判断できますので、来年の前半は非常に厳しい相場展開の予想も大きくなるような気がしています。

したがって、対処は様子見のままが良いでしょうね。

良い週末を。

ずっとたいせつなキモチ(絢香
https://www.youtube.com/watch?v=ovw29YMAJh8