資金供給の手段を考える。

金融政策も財政政策も限界が見えてきました。そのため、実質金利の低下を速やかに促す方法がありません。もちろん、一時的にはきくのですけどね。

もはや、持続的な経済成長をするための資金を市場に供給する手段があまりありません。成長戦略と言われて久しいですが、資金供給の新しい方法を見つけないと、どうにもならないのだと思います。そもそも、飽和状態になっている地球圏の中でそれを見つけろ!と、いうのが不可能なのでしょうね。

次の日銀緩和をやってもどの程度の持続的効果があるのかもわかりません。財政出動は有効ですが、問題は一定以上の規模のものを予算とは別に一定期間継続して、行わなければ景気を支えるのは難しいでしょう。

したがって、上がり出せばついて行くわけですが、どの程度もつかを常に監視しながらの投資になると思います。

今は対策待ちです。もしくは、イベントが起きて下抜けてしまう可能性もありますので、したがって、様子見になります。

ちなみに、対処待ちなので、この水準で維持されている可能性もあります。そう考えると、明るい展望が描きにくくなるのが、つらいところです。

さて、今日の東証は上昇しました。英国のEU離脱の芽が少し遠のいたのがその理由のようですが、どっちに決まるにしても、何か大きなイベントが始まる序章にしか過ぎないような気もします。もう、以前の国際秩序は崩壊の危機に瀕していて、新しい秩序探しが世界中で模索されているのだと思います。もはや、今までのような形で一件落着するとは到底思えません。相場への影響も大きく、乱降下が続くような気がします。くれぐれもご用心を。

DANCE WITH ME NOW(E girls)
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