英国の国民投票はシーソーゲーム。

今日の東証は上昇しました。

英国のEU離脱騒動で、残留派が世論調査で若干上回っていることで為替相場が円安気味に推移したことが原因のようです。

ただ、為替のチャートは、中期的に円高方向となってしまっていますので、これを覆すような動きにはなってはいません。一時は非常に強い円安方向へのサインも出ていたのですが、日銀の追加緩和が出なかったために、再び中期的な円高方向へ誘導されてしまったようです。時期を逸すると、将来、緩和をしても容易に円安方向へ誘導することが困難になることがあり、今後は日銀の金融政策に信頼が置きづらくなってきたと言えると思います。

ちなみに、英国の離脱はあろうとなかろうと、もはや相場には悪材料しかもたらさないのではないか?そんな気がしています。もちろん、離脱がNOとなれば、為替は一時的には円安方向に動くでしょうけど、英国国内の世論を真っ二つにしてしまった今回の国民投票は、英国内の分裂という要素をはらんでいるように見受けられます。死傷者が出るようなくらいに、両者の意見は先鋭化しており、残留しても英国国内が移民問題と結びついて、内乱にならなければいいなー、とは、思っています。

さて、対処の方ですが、もちろん、様子見です。

シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜(Mr.Children
https://www.youtube.com/watch?v=-YCKBNCOp5U