９月の日銀反省会。

日銀は９月に今までの異次元緩和の反省会をやる予定です。市場では、反省会をやっただけではなく、当然に、追加緩和だろう？と、いう見方も根強くあるのですが、一方で、限界がやってきました宣言をしちゃった上で、物価目標２％を柔軟化させて、努力目標に変更し、国債の買い入れも今の年80兆円は減額させて、終了、と、いう見方もあります。

株式相場においては、少なくとも前者ではないと、下落の可能性大となり、今までの努力は水の泡となりかねません。だからと言って後者だと、何が起こるのか？背筋が凍る思いです。

結局、政府としては歓迎されざる状況。アベノミクスの深化後、改憲をしたいのでしょうが、何もかもぶち壊しになるでしょう。

ただ、ヘリマネは未だハードルが高いので、９月にそれが出て来るとは到底思えません。

そうなると？ヘリマネをやる、のではなく、ヘリマネの検討を始める、と、いうアナウンスが日銀・政府の両サイドから出てきて、当面、それで、相場をもたせるのでは？そんな気もしてきます。もちろん、その後、各所の承認を経て根回し等が完了すれば、速やかにヘリマネへと移行する。と、いうような感じを想定しています。

実際にはアメリカ大統領選終了後あたりに、ヘリマネ本格導入ではないか？そんな気がしています。

ヘリマネのやり方は、現在、日銀保有の国債を市場に戻さない宣言をした後に事実上の償却（形式的には残す）、日銀は政府の子会社なので、政府借金チャラ。その後、日銀が凍結した国債を限度として、政府がデフレギャップが埋まるまで、建設国債などを新たに出して公共投資をやり続ける。と、いう方法が取りざたされています。

もちろん、際限なくやれば、円が暴落する可能性はありますが、現状の円高デフレなら問題なく進行するでしょう。

さて、今日の東証は上昇しました。

昨晩、１ドル100円を割って、これは？と、思いましたが、日銀が株式相場を支えたようです。

対処には変更ありません。

楽園ベイベー（RIP SLYME）
https://www.youtube.com/watch?v=mq9dl6hw_yk