日銀の次の一手。

日銀の政策決定会合が近づいていますが、観測として出ているのが、マイナス金利の深堀のようです。

その結果、この数日、銀行株が崩れて全体も下がることになっているようです。

まー、個人的には銀行が日銀にそっぽを向き出し始めたら、まずいことになるので、マイナス金利の深堀はない、と、見ていたのですが、市場観測ではそうではないようです。

https://news.nifty.com/article/economy/stock/12213-20160915-50025/

ニュースではマイナス金利の拡大となっていますが、拡大ということは、現在、付利されている部分の縮小ということで、これは、マイナス金利の深堀よりも、銀行収益をもろに悪化させますのでどうかな?とは、思っているのですけど、やりますかねー。

たしかに、北欧では、日本とは違い、すべての銀行預金(中央銀行口座にある銀行の預金)に、マイナス金利を導入して、一般の個人や法人までもがマイナス金利となっているケースもあります。その代わり、住宅ローン金利もマイナスになり、住宅を借金して建てると、借金の利息がもらえてしまう、と、いうことで、住宅建設が盛り上がってはいるわけですが。。。

日本の場合も最終的にはそうなる可能性はあるのですが、その過程で、銀行に預金すると、一般市民は利息をとられることになり、タンス預金が増えるだけで消費がさらに落ち込む、と、いうこともありそうです。住宅建設が盛り上がってくるまで、多くの国民は待てるでしょうか?

shouhi消費性向0.7と、いう節約型の国民・企業の思考を甘く見ない方がいいんじゃないか?とは、思うのですけどね。

やるなら、長期国債の買い切りオペ(買ったら、市場には出さない)しかないと思うのですけどね。ためしに、5兆円くらいやってみたらどうでしょう。その分、政府は建設国債を新たに発行、全額、公共投資などに使えばいいでしょう。まずは、リニア予定線のあたりの土地をみんな買ってしまうとかね。

さて、今日の東証はこうした日銀んも政策決定会合に対する思惑が入り乱れて、結果は小動きです。

対処は中長期買い方、総資金の30%を堅持、に、変更はありません。

未来(Mr.Children
https://www.youtube.com/watch?v=-7P1eN8HvKM