さて、大統領はどっちなんだ?

FRBのお咎めなし宣言で、生き返ったクリントン、支持率が若干回復して、いよいよ選挙となりました。

クリントン陣営はホッと一息。対するトランプは、あれれ。風が止んでしまって、かなりのフラストレーションがたまっていることでしょう。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161108/k10010759461000.html

「(抜粋)先月31日から今月7日の間に行われた各種の世論調査の支持率の平均値は、クリントン氏が47.2%、トランプ氏が44.3%で、クリントン氏のリードは2.9ポイントとなり、先週、1ポイント台まで縮まった差は若干広がっています。」

実際のところ、世論調査でトランプ支持と、あからさまに言うのはちょっと恥ずかしい、と、いう人がいるようで、実際の投票行動と違ってくる、と、予想する向きも、少なくありません。

選挙を娯楽のように考えている人なら、トランプ一押しなんでしょうけど、まじめに無難な方を選ぶとしたら、クリントンでしょうね。ただ、アメリカを変えられる、と、したら、トランプの方がポテンシャルはあると思います。もっとも、悪く変える方向性が出る可能性もあって、それこそ未知数の部分ですけど。

しかし、日本政府にはトランプとのパイプがほとんどないそうで、もしも、トランプ大統領誕生なら、最初はとにかく困るでしょうねー。

さて、今日の東証は、朝方下げて、大引けにかけて戻した、と、いう感じです。結局、様子見なんでしょう。こんな膠着状態が中長期においても継続中なのは変わりありません。動きませんねー。たしかに、個別には動くものもありますが、毎回100発100中でそういう銘柄を渡り歩くのはほとんど不可能ですからねー。全体の底上げによる株価の上昇はいつ来るのでしょうかねー。あの1989年の最高値は遥か彼方の歴史の1ページになってますよね。失われた30年に届きそうな勢いです。

直近の相場においても、2015年5月に天井圏で膠着状態に入り、そこからしばらくして、下落、2016年2月から底値を這ったような膠着相場がここまで続いています。さえない相場が1年半も継続していますからねー。

True blue(ZONE)
https://www.youtube.com/watch?v=e94Bcw-fY5U