調整継続。

今日の東証は小動きでした。

外市場が底堅かったこともあり、今日の東証は小動きながらも下げにくい感じの相場にはなっています。最近、以前よりも円高ですが、株価の値もちは比較的良い状態が継続しています。

http://toyokeizai.net/articles/-/152566

トランプの経済政策チームの顔ぶれの記事がありました。

この記事にもありますように、万人受けする政策が出ているわけですが、財政には限りがありますので、空中分解の可能性も考えておかなくてはなりません。空中分解、すなわち、政策の統合性なく、刹那的に景気優先の政策がとられますと、ドル不安を起こしかねないからです。政治がポピュリズムに陥るのはある程度仕方ないとしても、大衆の言いなりになりますと、あれしろこれしろ、と、いう要求がてんこ盛りになり、政権の方向性がめちゃくちゃになります。

最終的にはお金がなくなってしまうわけです。行きつく先は軍事力の削減による、ドル不安を起こしかねません。一方で、軍事費の削減をして、浮いた部分を大衆に還元しなければ、大衆の支持は得られません。カギとなるのは日米安保見直し論でしょうね。日本に西太平洋の警備をやらせて、10兆円以上の軍事費を削減しようとするのでは?と、考えてはいます。

もっとも、この方針になれば、日本は実質的なヘリマネ(新発国債を大幅に増発する一方で日銀が市場から国債を吸い上げる政策)へと移行して軍事費の増大を図ることに突き進むことになり、景気は大きく改善するのでは?とも、考えていますし、日本の金を盗難アジアに流すわけですから、かつて構想された大東亜共栄圏の構築にもつながるわけで、日本にとっては比較的都合の良いことが多い、とは、言えるわけです。

過剰流動性+防衛費の増額(+公共事業)

この2ないしは3のエンジンでデフレは収束するのではないか?そんな気はしています。

さて、対処の方ですが、強気継続ですが、下値に慎重に指値をしながら丁寧に拾うべきでしょう。基本的に、調整に突入しているような感じです。

愛と遠い日の未来へ(松任谷由実

https://www.youtube.com/watch?v=X0VAhFdwNx4