なかなか上がれない。

いろんな材料はあるのですが、決め手となるような好材料がほとんどないので、結局は具体的にインパクトのある政策が出て来るまでは、保合が続くことになります。

トランプもいろいろ言っているのですが、具体的に大きな経済政策が出てきたわけでもありません。日本に到っては、もはや公共投資の増額しかないのに、それをやろうとしていませんので、なおさらに停滞気味となります、輸出ドライブをかける形での景気回復はもはやできませんので、早くしないと、消費者物価がどんどん落ち込み、デフレが深刻化するだけの話でしょうね。

結局、デフレ解消はバブルを引き起こすことで解消するしかないのでしょうね。でないと、マーケットを重視した資本主義ではなくなってしまい、社会主義共産主義のように、マーケットの機能を大きく抑制して、みんな貧乏になるしかありません。

バブルの反省は資本主義をやめることが答えになりますので、反省しても意味がないわけです。画して、日本は1989年の株バブルを再現するしかなさそうです。

さて、今日の東証は下げました。東芝の下げにつられて、先物に売りが断続的に入り、下落に拍車がかかった、と、いう観測が出ていますが、基本的に保合の動きです。そもそも、日本独自の政策的サプライズもなく、GDPは増額となっても、デフレが止まっていないので、アメリカからやってくる起爆剤に期待している状況ですので、保合になるべくしてなっている状況ではあります。

対処に変更はありませんが、TPPがなくなったのですから、早く頭を切り替えて欲しいものです。

あなたを・もっと・知りたくて(薬師丸ひろ子
https://www.youtube.com/watch?v=9qoQXFxW0XY

バブルの元になった、1985年プラザ合意の年のヒットです。