昨日の続き。

今日もREIT指数の話です。

チャートを読むとき、トレンドは、比較的長い足のものの方が読みやすい傾向にはあるように思います。もちろん、チャートを見ないならば、より短期の方がわかりやすいのは当然の話です。

J-REIT月足チャートは、ココ。

さて、今日出しました、REIT指数の月足一目均衡表なのですが、特徴的なチャートになっています。と、いうのも、直近の5年では月足においての”雲のねじれ(赤い丸)”が一か所しかないからです。この雲のねじれ近辺で実際の相場も下降転換(青い丸)していることからも、この近辺は時間的に重要な地点である、と、いうことの証左でしょう。

その”雲のねじれ”部分に対して、遅行スパン(赤い矢印)がちょうど今月かかってきています。この両者の関係については、一般的にはあまり語られることはないのですが、個人的には、この両者が一致する時点は重要な変化が起きることが多い、と、考えてはいます。

この一致がまさに起こっているところで、現在の相場は保合がかなり煮詰まった状態にあるわけです。

比較的早い時期に上か下かはともかくも、急激な動きが起こる可能性を考えておくべきではないか?とは、考えています。

ご存じのように、J-REIT指数は、TOPIX指数の先導役を果たすことも多々ありますので、今月と決算年度末が多くなる来月は要注意ではないでしょうか?

さて、今日の東証は小動きに終始していました。いよいよ、煮詰まって来た感じがします。あとは、起爆剤が欲しいですね。対処に変化はありません。

LOVE涙色(松浦亜弥
https://www.youtube.com/watch?v=JXos7S-zZ-8