これはちょっとまずいかな?対処を変更しようと思います。

今日の東証は下げました。

FRBが資産縮小(資金の吸収による実質金利の上昇容認、と、いうこと。)、と、いうことで、海外市場が安かったことが影響した、と、説明されていますが、それだけではないと思います。と、言いますか、景気が腰折れする懸念から、アメリカの軍事オプション発動予想が強くなって、日本に地政学的リスクが大きく生じてくる可能性を市場は感じているのじゃないでしょうか?

さて、チャートはTOPIXJ-REITも悪化中です。この水準で月末となると、両者ともに長期陰転の可能性が高くなりますので、前もって対処の変更をしようと思います。

現在、総資金の100%投入となっていますが、まずは、1/3撤退でどうでしょうか?まー、総資金の6〜7割までの資金投入としておきます。逆に言えば、投資できる総枠の30〜40%はキャッシュにしておく対処、と、いうことになります。個人的には50%程度はキャッシュにしました。

先月までは、首の皮一枚でつながっている状態だったので、対処に変更はありませんでしたので、正式には今月末の月足罫線の完成を見てからの方が良いかもしれませんが、そのときには時すでに遅し、の可能性もありますから、大事をとって、保有玉の一部をキャッシュにして様子を見ることにしたわけです。そのため、まだ、長期の上昇トレンドが崩れていると、判断しているわけではないことはお断りしておきます。

結局は日本の場合は、北朝鮮問題が重しなのでしょうけど、暴発の可能性も含めて、考えておく必要はある、と、いうことです。もちろん、先制攻撃はアメリカがしかける可能性もありますし、中国がやる可能性もあります。韓国の経済的混乱の可能性が第二次朝鮮戦争の引き金を引く可能性もありますし、中国の経済的崩壊も燻(くすぶ)っていますから、日本周辺は危険がいっぱいの状態です。

今度の戦争勃発では、世界経済の長期低迷の可能性さえあります。それだけに、もちろん、何も起きない可能性も十分にあります。ちなみに、遠くの戦争は買いですが、近くの戦争は当初は売り、その後、始まってから考える、が、定石です。

逆に言えば、第三次世界大戦勃発後、日本の防衛費の増大が、デフレ脱却の起爆剤になる可能性もありますので、キャッシュポジションはある程度、積み上げておいた方が良いかもしれない、と、いう理由もあっての対処の変更になりました。

で、最後になりますが、核戦争の恐怖はありますが、限定的なものはともかく、全面核戦争は考えても意味がありません。そうなってしえば、相場をやってる意味はなくなります。とにかく、相場の大きな急所が近づいていることは、考えておくべきでしょう。

ALONES(Aqua Timez
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