アメリカ、パリ協定脱退。

今日の東証は大きく上昇しました。

20000円の大台を久しぶりに超えました。国内の消費のかげりは、リーマンショック以来の悪い数字も出ていますが、海外市場の好調さに引っ張られた格好です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170602/k10011003791000.html

米国株はパリ協定脱退を好感した模様です。まー、温暖化の原因として、CO2は疑問視されてはいるのですが、温暖化の加速要因にはなっていることは事実なので、トランプの言うことはある意味正しいと思いますが、地球環境にはマイナスですね。アメリカは、感染症とハリケーンで国土がぼろぼろになるまでは、温暖化対策をしようとはしないでしょうね。

すでに、地球の熱収支はプラスになっているそうで、この決定はやばい、と思います。と、いうのも、温暖化の加速は、水蒸気の発生が一番の影響があるようで、一度、温暖化が始まると、行くとこまで行かないと、水の惑星である地球では止まらないわけです。ですから、我々が生き残るのには、加速をできるかぎり止めて、その間に、熱収支を改善する方法を模索するしかないわけです。したがって、原因ではないにせよ、加速要因の一つである、CO2を削減することは理にかなってはいます。が、しかし、その選択は無理のようです。

今後、さらに気温が上がってくると、水蒸気以外にも、海底のメタンなどが、気化を始めてさらに温暖化が加速、伝染病が猛威を振るったり、ハリケーンが多発して、各国の被害が甚大になったり、地球環境の変化から、地震などにも影響しかねません。(大陸の氷が溶けると、マントルに浮いている大陸が持ち上がって、地震は多分多くなると思います。)

そして、その行く先は、先進国においても食料不足につながるわけで、それは、戦争への道筋です。

さて、株の話に戻りますが、問題は海外市場、特に、アメリカ市場(S&P500)ですが、5月末時点で、下値切り上げが月足で連続7本で、8本目に入っていますので、警戒を要する日柄とはなっています。

ただ、上昇するのを指を咥えて見ているのも。。。と、いうわけで、対処は、中長期はお休み。短期で材料株に。と、いう対処にしていますが、これには、若干の変更を加えて、材料株だけではなく、チョートの良くなってきたもの、全体的に、に、変更しようと思います。ですから、買いと言っても、中長期の押し目買いという意味ではありませんので、必然的に、投資金額は総資金の3割以下の抑制的に、と、いうのが良いのではないか?とは、考えています。

つまり、短期狙いの玉を保有したまま、中長期サインが出れば、それにスイッチして、さらに追加玉。そうでなければ、適当なところで手仕舞う、と、いう、両にらみのスタンス?ではありますが。。。

ベストシナリオは、米国株が一旦は調整後、再び上昇を開始するパターンですが、それは神のみぞ知る、でしょうね。個人的には、米国株の調整は、北朝鮮問題を含めて、多くの懸念を顕在化させるので、そうは簡単にはいかない、と、考えてはいますし、このまま、しばらく、上昇を続けるパターンもありますからね。

そして、もしも、このまま、REIT指数が良くなってきたら、中長期もOKにしようと考えてはいますが、今のところはそうはなっていないのと、REIT指数は危険な香りさえするチャートに近づきつつもあり、要警戒ではないか?とは、思っていますので、このまま、悪化するかどうか?が焦点になります。一方、中長期での試し買いサインは、REIT指数の週足が陽転段階で考えようと思っています。

ちなみに今年の夏。アメリカをでかいハリケーンが襲っても、トランプはパリ協定脱退を主張し続けることができるでしょうか?

良い週末を。

Someday We'll Know(FAKY)
https://www.youtube.com/watch?v=75nNLJ4nsqk