弾道ミサイルの迎撃。

弾道ミサイルは、打ち上げ後、

1.ブースト段階(上昇)

2.中間段階(宇宙空間)

3.ターミナルフェイズ

ブーストが終了して、放物線を描いて、そのまま落ちてくる段階。

日本の迎撃システムは、2の段階で打ち落とすのが、SM−3(イージス搭載)で、3の段階で打ち落とすのが、PAC−3(陸上発射型)なわけですが、1の段階で打ち落とすものがありませんでした。ちなみに、2の段階で打ち落とせるのは、せいぜい、高度400km程度までで、アメリカ本土を狙うようなICBMは、宇宙空間では打ち落とすのは難しいでしょう。

そこで、以前から構想にあったのが、F-15に、迎撃ミサイルを搭載して、飛行機からミサイル迎撃を行う方法で、おそらく、早晩、この方法は確立されるでしょう。F-15は約200機あり、迎撃ミサイルは各々2発積めますので、400発の有効な迎撃ミサイルが追加配備されるのといっしょです。

当然、SM−3やPAC−3の数も増やされますし、在日米軍も加わるので、そうなると、北朝鮮のミサイルなどは、最初から3段構えでの迎撃になりますので、より、完璧に打ち落とすことができるようになると考えられます。

良かった良かった。。。と、いうのは、まだ早いです。と、いうのも、このようになりますと、戦争へのハードルは下がってしまうわけで、逆に、より大きな戦争を引き起こす可能性も出てくるわけです。

さて、今日の東証は上昇しました。米国株の戻りはかなり良く。日本株もそれに呼応した形ですが、米国よりも迫力がないのは、地政学的リスクが大きいということでしょうね。

対処に変更はありません。

星の涙(三月のパンタシア
https://www.youtube.com/watch?v=OOmOFI6QEBs