実際のところ、思ってもみない大相場になる可能性もある。

今週のTOPIXチャートは、ココ。

正直、通常の相場の範囲で考えない方が良いのでは?と、思うようになりました。

米国市場の上げが止まりません。日経平均先物への買いはこれを背景に外人が買ってきた、とも、言えそうです。そして、選挙後、彼らは日本のヘリマネ政策を予想しているのでは?そんな気にもなります。そうなると、考え方も両にらみで行くしかなさそうです。それは、いつ急落してもいいようにすることと。そうは言っても上がるものを見過ごすわけには行かない、と、いう両にらみです。ですから、常に、おっかなびっくりの部分がありますので、中長期の方針はとれません。多分、日米ともに、長期金利の上昇もそのうち鋭角になってくるはずで、当局の金融引き締めも急激になる可能性があるからです。そうなると、相場はバブル化した後、急落することになります。

もっとも、日本の場合は金利を引き上げると、財政への影響が深刻になりますので、急激には無理ですから、バブル化が恐ろしいほどに進行したり、ハイパーインフレの道もありえます。こうなってくると、消費税の増税分の使い道は、借金返済に回す方が国債金利の増大ピッチを緩やかにすることを考えれば、与党の主張は撤回した方が、景気を長持ちさせる意味では良いかもしれません。

今後はブラックマンデーのような超特大イベントも頻繁に起こる可能性も孕みつつの相場展開になりそうな予感です。中長期という意味では、あのような特大イベントが起きた後に考えることにします。30年前のバブルのようになる場合は、大きな急落があって、その急落を乗り切った先に来ることもありますから。ブラックマンデーのときのチャートも、保合がY波動になった後、急落していまして、現在の日経平均も月足で見ると、Y波動のように見えます。

と、なると?今までほとんど動いていない貴金属や、下げっぱなしのREITの相場がどうなるのか?気になるところです。どちらも、東証には株式でも投信でもありますので、投資は容易です。特に貴金属は、バブル崩壊の過程にも比較的強い側面もありますからね。

また、アメリカでも日本でも、バブルは結局不動産がらみでやってくるのが歴史の経験則ですから、REITの月足の陽転は、そのサインとしては、使えそうですし、すでに日柄としては十分な調整が起きていることは注目に値します。

さて、今週のTOPIXチャートですが、直近の安値(赤い矢印)から、7本目で、通常は来週以降、いつ調整があっても不思議ではない形ですが、昨今のこの相場の状況ですから、まだまだ伸びてしまう可能性も否定できません。常に、崖っぷちにいる感覚を持つ一方で、適度な楽観も持ち合わせないと、中長期では買えません。そこで、短期でつなぐしかない、と、いうのが結論です。

したがって、かなり長く、短期買い方、飛び乗り飛び降り、のまま、対処を変更できないかもしれません。

良い週末を。

<今日までのところの基本的な対処>

短期 買い方

中期長期 お休み

流星群(鬼束ちひろ
https://www.youtube.com/watch?v=RXQRZ2Ub6BY