まずは、あわてないこと。

今日の東証は大きく下落しました。今度は下げが止まらない?

まずは、あわてないこと。

何度か修羅場をくぐっておられる方や信用を駆使してやられている方なら、すでに、買玉はたいして残っていないと思いますが、現物オンリーのビギナーの方なら、途方に暮れている方もいらっしゃると思います。もちろん、投資金額が少ないなら、戻りを待って、一旦出てから考え直すのが良いですが、少し大きめの投資金額なら、心理的に売るに売れなくなる場合もあります。そういうときは、まずは、保有量の10%程度の玉を損切りしてみて下さい。

これは考え方ですが、損は損としてまず、受け入れることが、今後に生きてくると思います。仮に、我慢して戻って損失なしになったとしても、とにかく長く持てば良い。の心理に陥ってしまうでしょう。これでは、永久に株が売れなくなってしまいます。配当や優待が目当てで保有するというのもあるでしょうけど、激変する株式市場ですから、いつ何時、配当が出なくなったり、優待がなくなったり、会社がなくなるかわかりません。技術革新はどんどん進みますから、その企業がずっと生き残れる保証は以前に比べれば、どんどん狭くなっているのが現実です。

ちなみに、利益のある人は、手仕舞いしておくべきでしょう。

さて、NY市場が過去最大の下げとか。。。まー。こういうことはときどきあるのですが、30年ほど前のブラックマンデーのときは、たしか、世界中で金利の引き下げをやって、日本はバブルになったわけですが、今回においては、日本や欧州は効果的な金利の引き下げ、もしくは、それに匹敵する金融策手段を持ち得ない可能性があります。

もちろん、ヘリマネなら別ですけどね。

もしも、有効な手立てが行われず、株価も戻らなかったら?と、いう前提ですが。。。手段として採用しやすいのが、いつものことですが、戦争です。

今回は弾道ミサイルがあるのでやらない。とは、考えない方が良いです。弾道ミサイルでガチの戦争なんてやったことないのですから、米国の政治家のイメージの中では、北朝鮮は遠くの戦争でしかありません。まずは、中東でやるのでしょうけど、それが北朝鮮へ波及、第三次世界大戦の可能性まで、投資家としては頭に入れておくべきでしょう。

こうなると、東京オリンピックは中止になるかもしれません。第二次世界大戦のときも、東京オリンピックは中止になりましたが、デジャブですよね。

一方で、日本は軍拡に本格的に目覚め、これが、ヘリマネと同じ効果を発揮する可能性もあります。そして、米国が戦争を起こさないようにするには、日本が米国製武器を継続的に、これまたヘリマネで大量仕入れする必要があるかもしれませんが、そんなことやるわけないですよね。おそらくは、欧州も巻き込んだ拡大TPPを一つの核とした、ブロック経済から、対立が激化して行く可能性を感じています。

とにかく、トランプが中東をいじらないことを祈るばかりですが、先日のイェルサレムへの米国大使館移転の発表もあり、ハルマゲドンはこれで、随分、現実味を帯びてきました。そして、運よく世界の大半が無傷なら、その後のデフォルトと通貨の失墜の可能性も、投資家は考えておかねばなりません。

できれば、戦争なしの軍拡だけに転んで欲しいものですが、投資とは別問題で、嫌な感じですね。

対処はそのままにしておきますが、急激に下がると戻りもありますので、中長期で建てた売り玉は適宜仕切って、戻りで建て直すか?金融当局の動きを待つのも一法です。

<今日までのところの基本的な対処>

中期 総資金の5%を試し玉として、売建。ただし、一旦、手仕舞って、戻ってから再び検討するのもあり。

命ばっかり(Flower・結月ゆかり)
https://www.youtube.com/watch?v=YDnZFwlZa1g