シミュレーション仮説。

今日の東証は大きく戻りました。

いつものことですが、大きく下落し、短期的な底打ちが確信されると、大幅に上昇するのはいつものことです。

どの程度上昇するかは別として、反発は必ずあります。ランダムウォーク理論によれば、相場はランダムなはずです。しかし、トレンドが存在し、大まかではありますが、一定の定石というものがあります。

したがって、相場は過去の繰り返しに過ぎない、と、言われることがあります。おそらく、何らかの法則が相場にも存在する、と、いうことでしょう。

話は変わりますが、この地球に生物が存在できる確率は天文学的に小さい可能性しかなく、奇跡と言われることもありますが、この世に物理学の法則が成り立っているのも不思議で、全ての素粒子(物質の最小単位)が把握できれば、物理の法則で、その運動の未来も判断できる、とも、言われています。つまり、未来は予測できる、と、いうことになってしまいます。

そして、宇宙の始まりはただの一点であった、と、いうのが定説ですが、その前がわからないことも手伝って、この世界はどこかの誰かが、高度なテクノロジーで作っている、いわば、PCのシミュレーションゲームである、と、いう説が唱えられているわけです。これがシミュレーション仮説です。

もしも、誰かが作った世界なら、全ては一定の法則さえわかれば、未来は予測できるわけですから、これは相場にも当てはめることができるわけで、相場の未来は、予測できる、と、いうことになります。

相場の取引において、チャートを見ながら、その需給だけを見て、取引を成功させることができる根拠となりえる説でもあります。

まー、信じるか信じないかはあなた次第のレベルですが、まんざらでもない、と、思ってしまうような証拠も多々あるわけで、とかくチャート分析ではだましもあって、実際の取引には、サインが出ていても躊躇してしまうこともあります。そんなときに、シミュレーション仮説を前提に、チャートを読む方が、己を信じて取引ができる、と、いう利点があります。

http://www.voynich.com/matrix/index.html

さて、今日の相場は上昇しました。そのうち煮詰まって小動きになった後、そこからどう動くか?と、いう点が重要になります。対処に変更はありません。

<今日までのところの基本的な対処>

中期 総資金の5%を試し玉として、売建。ただし、一旦、手仕舞って、戻ってから再び検討するのもあり。

HellO(西内まりや
https://www.youtube.com/watch?v=NxLZBnQvcPc