自由貿易のやりすぎ。

自由貿易の推進は、世界平和のなんたらかんたら。。。この常識とも言える洗脳は、第二次世界大戦の遠因となったのが、当時の列強がとったブロック経済にあったためですが、自由貿易のやりすぎが正解であるかどうかは、また、別問題です。

自由貿易はそれぞれの国が得意なものを輸出することで、お互いに利益を得られるところにあるのは事実ですが、不正に国際比較での賃金を、為替をい使って引き下げることをやって、輸出品目の独占を狙っている国があるわけで、それが中国ということになります。今回のトランプ政策はそうした中国などに対しての反撃、と、いうことでしょう。

日本にとって自由貿易であることは基本的には善でありますが、日本においても、自由貿易のやりすぎは、善ではないでしょう。その堅実がバブル崩壊以後の失われた30年というわけです。

安倍政権はTPPで自由貿易を主張していますが、それは、やりすぎの自由貿易ではなく、制限された自由貿易をTPPという囲いを作って、不当に自由貿易から搾取する中国に対する防波堤にすることも、その目的の一つなのでしょうね。

中国を排除し始めた世界はデフレの治癒と経済成長の果実を手に入れることになるでしょう。もちろん、中華経済圏に取り込まれた国は、不景気になる可能性は高いと言えます。

相場は、トランプの関税上乗せ政策が中国に対して発動された後、自由貿易のやりすぎが是正されることを好感し、アメリカンスタンダードの世界統一マーケットの否定。と、いう状況を折り込みにかかることになると思います。それは、奇しくも、日本が高度経済成長に酔った冷静時代と構図はかなり似ている状況となるわけです。

1989年の最高値奪回に向けて、相場が発進することを期待したいです。

さて、今日の東証は、上昇しました。トランプの限りなき自由貿易に対する反撃が始まっています。この新しい流れに、相場が乗ろうとしている可能性はあります。対処は、今日も若干の変更をしました。中長期買い方有利にもうすぐなるやもしれません。

<今日までのところの基本的な対処>

中期

<売り方>とりあえず、撤退。
<買い方>監視銘柄の選定と監視。

短期

<売り方>自己の資金量からリスクを考えた上で、適量の売建。適宜解消の繰り返し。ただし、慎重に。
<買い方>自己の資金量からリスクを考えた上で、適量の買建。適宜解消の繰り返し。ただし、慎重に。

虹(Fischer's)
https://www.youtube.com/watch?v=0xI4J9CwMuY