後で評価される?TPP。

今日の東証は上昇しました。

先週、金曜日のNY市場が大きく下落したのですが、NY市場は2%以上の下げに見舞われた割には、東京市場は、逆になりました。

市場は、国際的な経済環境の大きな枠組みが変転することは予期していると思いますが、それが、日本経済にとっては、悪いものではないかもしれない、と、考えているような感じはします。もしかすると、今まではNY市場を東証が見て動いていましたが、それも逆になるかもしれませんよね。

TPPを主導するのは、日本であってアメリカではないからです。制限された自由貿易とはいえ、その主導権は日本が握る可能性もあるわけです。場合によっては、覇権の移行まで日本にやってくるかもしれません。麻生大臣が、なぜに、マスコミがTPPを取り上げないのか?国会で疑問を呈した発言がありましたが、まさに、大きな流れを世論が見逃している可能性はあります。

対処に変化はありませんが、NY市場が落ち着いて来たときが、日本株が大きな飛躍をする可能性もありますので、急所が近づいているつもりで、相場を観察し続けることが重要でしょう。

<今日までのところの基本的な対処>

中期
<売り方>とりあえず、撤退。
<買い方>監視銘柄の選定と監視。

短期
<売り方>自己の資金量からリスクを考えた上で、適量の売建。適宜解消の繰り返し。ただし、慎重に。
<買い方>自己の資金量からリスクを考えた上で、適量の買建。適宜解消の繰り返し。ただし、慎重に。

夜明けと蛍(ナブナ)
https://www.youtube.com/watch?v=nDbNRb9gOr4