為替109円台。

今日の東証は、上昇しました。

為替が円安傾向にあることを手がかりにして凍傷は堅調に推移しました。米国の保護貿易的政策の影響で、米国の実質金利が上昇し、ドル高が進行、その影響で円安となっています。

そもそも米国は、ドルを刷れば世界から何でも買えることを前提にして、国家経営を行ってきました。必然的に、国内市場に物が大量に輸入されてきますので、国内産業は空洞化するわけです。この状況で、保護貿易に傾けば、国内投資が復活して、少なくとも当初はドル高になるのは当然の話です。問題なのは、復活させても、以前の輸入体質があるものですから、コスト的に以前と同じものを作れるかどうかは、未知数となります。

ですから、2国間FTAで、海外製の良いものだけ輸入して、関税で守れば、自国でコスト的に見合うもの(内製しても、物価をさほど上げないもの)はできるだけ内製して、仕事量を確保しようとするわけです。しかしながら、その交渉と実質金利上昇のスピードは、当然に、実質金利上昇のスピードが速く、交渉を待っていてくれるわけはありませんので、もたもたしていると、景気が腰折れしてしまう可能性もあるわけです。

その結果、トランプ政権は、TPPに再加入せざる負えない。と、思ってはいるのですが。。。

アメリカがTPPに加入し、これが、欧州をも巻き込んだ拡大TPPになれば、冷戦時にあった旧西側フロック経済体制と、同じような結果を招くはずで、そのころ、日本はどうであったかを考えれば、あのときほどではないにしろ、株価は上昇しがち。土地価格も上昇しがち。景気も緩やか良くなる減少が長期で維持されるものと期待はしています。

対処に変更はありませんが、J-REITが、週足で作っていた三角保合をどうやら上抜けてきた感があります。また、JPX日経400や日経500など先週、重要な高値を抜けていなかったものも、抜けてきました。近いうちに、一旦は押し目をつけに行くはずで、その押し目が崩れて下降転換にならならなければ、追加で買い増しの対処に変更しようと考えています。

<今日までのところの基本的な対処>

中期
<買い方>試し買い・現物・総資金の10%まで。ただし、1部市場の方が良さそう。半身の姿勢で。

ソラニンASIAN KUNG-FU GENERATION
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