自動車25%関税。

https://mainichi.jp/articles/20180525/ddm/001/020/125000c

”自動車、25%追加関税 トランプ氏、検討指示”

「米政府は23日、自動車・同部品を対象に追加関税などの輸入制限を発動する検討に入った。」

で、一方の日本なのですが、

https://mainichi.jp/articles/20180518/ddm/008/020/055000c

”米輸入制限に対抗 関税500億円引き上げ検討”

まー、個人的には、米国がTPPに入って来る前の儀式みたいなもんだと、考えてはいるのですけどね。そもそも、日米ともに、検討しているだけで、そうするとは決めていないことに注意です。

この記事の「米国は日本に対しても、今後の通商協議で適用除外をちらつかせてFTA締結を迫る見込みだ。ただ日本が輸出する製品は、米企業が代替できない高付加価値品が多い。」と、いう部分を見れば、25%などという関税は、米国自身の首を絞めることになりそうです。

また、以前の日本なら、泣き寝入りでしたが、TPPに加盟を決めていることは、大きなメリットがある、と、いうことでしょうね。ちなみに、ライトトラックなどは、元から25%の関税がかかってます。そこまで、アメリカはだめなのか?と、逆に心配してしまいます。

そのTPPですが、

https://www.asahi.com/articles/ASL5R2T73L5RULFA003.html

”TPP関連法案、衆院内閣委で可決 今国会で成立目指す”

着々と準備は進んでいます。モリカケ問題はありますが、世論の動向は、結局、”他に適当な人がいないから”安倍支持。と、いうことになるような気はしています。しかしながら、本来、モリカケ問題と同じくらいTPPは大事な問題ですが、多くのマスコミは本格的に取り上げていませんが、マスコミにも大きな問題ありですね。これでは、国民が安倍政権をきちんと評価できませんからね。

さて、今日の東証は、やっと底練りに入ってきたような感があります。

円高一服、と、市場は観たのではないでしょうか?また、トランプの自動車関税25%で、為替市場が円高に振れました。もしも、アメリカ景気に良い方向性なら、ドル高になったはずですが、円高になったとすれば、25%関税は米国経済に悪い影響を与えることになります。トランプがそれを考えないで、このまま、この政策を推し進めるとも思えないのですが・・・。

そういうわけで、対処に変更はありません。良い週末を。

<今日までのところの基本的な対処>

中期
<買い方>試し買い・現物・総資金の30%まで。ただし、1部市場の方が良さそう。半身の姿勢で。

オーハッピーディ
https://www.youtube.com/watch?v=1-F8ADKDJxw