未曾有の危機の可能性。

今回は、TOPIX週足チャートよりNYDOWのチャートの方を見て欲しいのですが、重要な安値を切って来ました。これでは、金融緩和処置を打ち切ることができずに、金利を下げる政策を継続させなければならないと思います。もしも上げてしまえば、相場はクラッシュしてしまうからです。もちろん、現状を継続するのなら、円高が収まることはないでしょうから、日本株にも厳しい状況にはなるでしょう。

特に、日本株は、震災・震災後の政治・円高と三重苦が続くことになり、果たして大丈夫なのか?暗澹たる気持ちになります。東電の負債を政府が負うにしても政府も借金まみれです。代わりに民間の金融機関にこれを任せるとなると、へたをするとメガバンクが危なくなり、日本全体の金融不安を煽ってしまいかねません。

米国の景気は峠にさしかかり、中国・インドなどの新興国も危なくなってきました。ヨーロッパはギリシアなどの問題を抱え、日本は震災と原発問題です。特に中国は未曾有のバブルに不動産があります。これらが連鎖し世界の市場が崩落を始めるとき、いったいどのようなことが起きるのでしょうか?この20年、日本は危機の連続でした、

しかし、それらを上回るような、まさに、戦後最大の危機が日本に訪れようとしているのかもしれません。

もはや、金はありません。今こそ、日銀資金もしくは政府紙幣による復興と日本再生計画が望まれます。もはや民主党にはその力も考えもありません。解散総選挙によって自民・みんな・国民新党などの連合政権を誕生させるべきでしょう。

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