戻りはなさそう。

どうやら、来週は、現在の水準より下にある抵抗線に近づく展開になりそうです。

かなりの下落スピードですね。

こうなると、抵抗線まで下がってリバウンドしたところを叩いた方が良さそうです。もっとも、来週、一部の売り建玉をして、その後、抵抗線でリバウンドしたところで、さらに追加で売り建玉するというやり方もあります。

また、抵抗線の下にロスカットポイントを置いて、突っ込み買いの噴き値売りという手もありますが、フットワークに自信のある人だけのやり方でしょう。

さて、今日は別の話題です。

昨今、米国株が下落している関係上、米国国債に資金が入り、米国金利の下落が顕著になってきています。米国の国債バブルというような様相を呈し始めてはいるのですが、昨日も米国株が下げましたので、債権価格が上昇して、またもや金利低下が起きるのか?と思いきや?昨晩の米国国債金利は上昇しています。金曜日という特殊要因があったのと、前日の株価400ドル以上下げという異常事態に、債権価格が過度に上昇した反動で、逆に債権が売られて金利が上昇したとも言えるのですが、今後において、NY株が下がったのに債権価格が上がらずに逆に下落したというようなことが頻繁に起こる可能性もあります。

そうなると、いよいよ米国売りの本格的幕開けとなり、株価も債権価格もドルもフリーホール状態へと突入します。言わば、米国の終わりの始まりになってしまい、混沌とした多極型の世界への扉が開いてしまうわけです。その点に注意しながらの投資になりますので、気を引きしめて、成果を得て欲しいと思います。

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