ビハイン・ザ・カーブ

今週のTOPIXは続伸しました。

騰落レシオは、151.65となり、かなり過熱感がありますが、一方で、VIX指数は、10.85でかなり低い方です。このまま続伸するとすれば、去年の上昇相場にあったように、騰落レシオが下がる中でも、指数は続伸する、と、いう、相場展開になりそうです。

簡単に言えば、うまく循環的に物色され、最終的にはみんな上がる、と、いうパターンではあります。

また、TOPIXのチャートを見て欲しいのですが、下げる過程でできた窓の水準を越えてきました。この窓付近は強力な抵抗帯となるのが普通ですが、あっさり抜いてくるとなると、この相場、かなり強いものではないでしょうか?

対処は本格買い第一弾のまま変更なしです。

ちなみに”ビハイン・ザ・カーブ”と、いう言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。これは、中央銀行がインフレ期待に対して後手に回る、と、いう意味ですが、今回の相場はこの中央銀行が景気を優先して後手に、あえて回ることで、目的を達成しようとするものであることを覚えておくべきではないか?とは、思います。

つまり、市場をバブル化させることで難局を乗り切る危うい戦術です。もちろん、バブルが出来上がるまでは、何もかもうまく行くと思います。それが今年後半の相場を牽引するのでは?とは、考えています。後の問題はあるでしょうが、今はそちらを優先的に考えたいと思います。

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http://jbbs.livedoor.jp/business/19170/

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