慎重に構える。
今週の東証は上昇しました。
現状は、週足ベースで下値切り上げ連続7週となっています。
そこで、2年分(アベノミクス実行後)の週足チャートの中で7週以上下値連続切り上げとなったケースについて調べてみました。それが、A〜Cで示した各局面です。
A--->8週連続 718.36---> 888.53 上昇率:23.68%
B--->7週連続 971.33--->1259.63 上昇率:29.68%
C--->7週連続 1033.02--->1232.02 上昇率:19.28%
今回->7週連続 1143.63--->1289.17 上昇率:12.72%
感覚的にはかなり強い相場だと思っていたのですが、実際のところ、そうではないようです。
問題は、それだけではありません。為替の問題です。以下の為替の週足一目均衡表をご覧下さい。
まず、上値が切り下がり、下値がほぼ一定の三角保合いになっています。
そして、一目均衡表の雲の上限値で止まっている形です。
もちろん、雲で跳ね返されて円安が継続する可能性は当然にあるのですが、一方で、雲に近づいたときは、一気に雲の下限値(赤い矢印付近)まで円が買われる可能性もあります。
どちらになるか、不明ですが、上値切り下げ型の三角保合であることから、ドル円の為替相場は下の方へ切ってくる可能性もけっこう高いと考えています。
つまり、今回、日本株の相場は7週連続下値切り上げ、と、いう強い相場となったわけですし、TOPIXにおいては、W底も確認されおりますので、それなりの強さはあるものの、為替の急激な円高があった場合の対処として、毎日つけている日記の方では、本格買い--->総資金1/3まで減量、と、いう方針に変更しました。
もしも、為替相場が円安方向に向かえば、行け行け!になるところですが、慎重に構える方針に転換した方が良い、と、考えてはいます。したがって、為替動向がはっきりするまでは、この方針で行こうとは、考えています。
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