為替におびえる。

今週のTOPIXは、高値と安値が両方とも切り下がりました。

これで、この上昇相場は少なくとも、一服状態になったと思います。

さて、この一服が単なる長期上昇相場への押し目なのか?それとも、逆向きへと向かうのかは、わかりませんが、一応、月足でのW底は確認されていますので、押し目の可能性も十分にはあります。

ただし、為替の動向等を考えると楽観もできませんので、対処を総資金の1/6程度に減らしたらどうか?と、いうのは毎日書いている日記の方の方針です。ちなみに、つい最近まで、1/3程度まで減量、と、いう対処でしたので、やや厳しい見方を現在しているところです。と、いうのも、次に、減量方針を新たに考えるとすれば、総撤退を考えているからです。

最後にこの最近の上昇時に窓ができました。おそらく、この窓を下へ切って来る場合は、売り方としての検討を始めることになると思います。

現在、ドル円(為替)の週足は一目均衡表の雲の上限をはうように推移していて予断を許さない状況です。この為替はおそらくNY市場の動向とも密接に絡みつつ展開することになると思います。たしかに、FRBは今回の量的緩和の出口を10月ごろ、と、いう方針を打ち出しているようで、この場合、ドル高が普通ですが、景気の回復が緩慢な場合、これは実質金利を上げることになりますので、NY市場が下落を始めてしまえば、逆に、アメリカ経済そのものに黄色信号がともって、FRBは金融緩和の出口がふさがれてしまう可能性もあります。

この場合、大幅なドル安とともに、米国そのものに赤信号が灯り、超大国アメリカが普通の大国へと様変わりしてしまう可能性も秘めていると思います。米国景気が良くなって金利が徐々に上がってドル高になってくることを願いつつも、下落への対処も行う必要があり、いつもながら、相場は奥が深い、と、考えをめぐらしています。

こんなときに、得てして、海外では大きな紛争や金融危機が起きたりするわけで、いつもながらに、海外トピックには敏感になっています。

果たしてそのときの日本株は?どうなるのか?まー、そんなことを考えながら、土曜日の朝になってしまいました。

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