今回の反発は不発かもしれない。

今週のチャートはココ。

今週の週足罫線は、大きな陰線になりました。

少し前に戻りますが、青色の抵抗線で相場が本格的に反発したようにみえました。問題は、大勢転換がなったのなら、赤色の以前あった抵抗線まで比較的簡単に戻れるのが普通ではないか?とは、考えていましたが、現状はそうはなっていませんし、さらに遡ると、オレンジの円で囲った部分ですが、窓のできた部分の水準で打ち返されているわけです。

もしも、大勢転換しているのなら、かなり以前にできたオレンジの円の窓の水準は無視して上伸するはずですし、このオレンジの円の部分の窓は、下降トレンドでできたもので、その後、一旦はこの下降トレンドが否定されたはずなのに、現状ではこのオレンジの水準が影響を与えているように見えるわけです。

つまり、オレンジの水準は、かなり強い抵抗ラインとなっていて、大勢下降トレンドが依然として否定されていない可能性を感じるわけです。増して、青色の抵抗線で、しかも、この時点で日銀がマイナス金利を導入したのにも関わらず、この状況が生じていることにも注意するべきではないか?とは、思います。したがって、A点からの下降トレンドは今回の反発では、未だ否定されていない可能性が高いのではないか?そんな感じがするわけです。

ただし、REIT指数の状況を見ると少し違う状況もあり、迷うところでもありますが、過去をみれば、REIT指数とTOPIXの動きには時間的なラグが生じることも多々あるわけですから、それを前提に考えると、対処は、中長期売買としては様子見で、タイミング待ち。相場に参加するなら、短期売買で売り買いともにつなぐ。この方針で来週も行きたいと思います。

良い週末を。

擬態(Mr.Children
https://www.youtube.com/watch?v=pS8cl5hAGAQ