REIT指数は高止まりしている。

今日の東証は上昇しました。

一方で、REIT指数も悪くありません。しかも、REITは長期チャートも良くなりつつあることに変わりありませんので、銀行資金の市中への流失は着実に増加している可能性はあります。

つまり、TOPIXは時間を置いて長期上昇に向かう?と、考えてはいるのですけどね。高度経済成長期の土地価格の推移を見てみると、土地価格は前年比で、ほとんど下げることはありませんでした。高度成長期において、不況はありましたけど、土地価格の下落がほとんどなかったことが景気をささえる原動力になった格好です。

土地価格の下落がほとんどなかったので、銀行貸出しが大幅に減少することはなかったからです。ところが、バブル崩壊後は土地価格の大幅下落により、担保価値が減少、融資額が減少し、不景気に拍車をかけました。土地価格の下落がほとんどなかったからこその高度経済成長であり、高度経済成長があったればこその土地価格の上昇でもありました。景気と土地価格の関係は非常に根深いものがあります。

ちなみに、固定資産税は1.4%が基本です。マイナス金利がもしも、1.4%になれば、土地で保有していても当座預金保有していても、遜色はなくなります。まして、不動産の値上がりが期待できたり、不動産収入が得られるなら、もはや、十分にペイするはずです。不動産購入のためのローンに対して、それを担保にとれるわけですから、銀行は土地さえあるなら、今までよりもさらに、貸出を強化すると思うのですけどね。

ですから、今まで積みあがった分もマイナス金利適用にして欲しいとは思います。

今回のマイナス金利がどういう影響を与えるかは未知数の部分もありますが、REIT指数の高止まりが意味していることは、結果、今後の土地(不動産)価格の上昇を示唆しているのではないでしょうか?今回のマイナス金利東証全体への即時波及は不発に終わったようですが、大きな変化の基礎は作られつつあるのじゃないか?と、いう考えには変化ありません。

さて、対処は中長期買い方タイミング待ち。にしておきます。

熱くなれ(大黒摩季
https://www.youtube.com/watch?v=d94SbzNuugo