日銀政策決定会合(見てるだけ〜は、ちとやばい)。

FOMCでは、利上げはありませんでした。経済見通しでは2016年と2017年の成長率予想が前回3月公表の見通しから下方修正。金利見通しではメンバー17人のうち6人が年内の利上げ回数は1回にとどまると予想。こんな結果となりました。

一方で、我が日銀は、結局、何もしない、になってしまいました。株価はみなさんの予想通り下抜けてしまいました。

今後、7月、もしくは、英国の欧州離脱の時に、手段を何らか行使するでしょうが、短期的には効果があっても中期的には未知数ですね。7月以降では、政府も補正を打つでしょうけど、時期を逸しているので、10兆円で長く効果が持続するのかこちらも未知数です。

結果、相場はチャートで需給を見るしかないのですが、チャートは良くありません。特にTOPIX週足チャートは、明日完成するわけですが、この調子ならば、保合を下抜ける可能性大です。

対処は少量あった保有玉は、全面撤退。完全、様子見にしておきます。

今後は新規で中長期買い方になるタイミングを探るか?中期的に売り方になれるのかどうかを検討して行こうと思います。

感じとしては、日銀・政府の対策で短期的に持ち上がった相場を売り叩く?そんなイメージでいますけど、先のことは神のみぞ知るですね。

資金を出せば、一時的には景気は良くなりますが、その結果、過剰設備が温存され、さらに、いっそう新規の過剰設備が増大してしまい、また、以前より酷いデフレに陥る、の悪循環を繰り返しているような感じがします。

世界はとうとう行き詰ってしまったのでしょうか?危ういことはたしかなようですが、仮に恐慌が来るとしても、それは過剰設備の淘汰を通して、新たなる、本格的な高成長の始まりにはなります。その暗い時代を通り過ぎなければ、先に明るい未来はないのかもしれない?なんて、考えることも最近多くなりました。

どうなるかは、わかりませんが、それも頭の隅に置きながら、投資を続けるしかなさそうです。

FACE(globe)
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