日銀総裁の講演。

黒田日銀総裁は、”米ワイオミング州ジャクソンホールでの年次経済シンポジウムで講演し、日本のマイナス金利水準である0.1%は下限に「かなりの距離」があると述べ、さらなる深掘り余地を示唆した。”

http://jp.reuters.com/article/kuroda-boj-jacksonhole-idJPKCN11303C?pageNumber=1

こんな記事がロイターより、発信されていました。黒田総裁は、アメリカへ行っていたのですよね。公務だとは思いますけど、まさか、密かにヘリマネのグリーンスパンに逢っていたなんてことはないですよねー。

この記事の最後の方を読むと、こう締めくくってありました。

”ヘリコプターマネーに関する質問に対して総裁は、国内法では制限があると説明。そのうえで日銀の国債買い入れ規模を考慮すると、買い入れ可能な国債は「急速に縮小を続けるだろう」としたが、量的緩和の実質的な上限への対応について言及はなかった。”

ヘリマネを完全否定してませんよね。そこに一筋の光を見た感じがしました。まー、ヘリマネの反対論者にとっては、悪魔のささやき、とでも、理解されているかもしれませんけどね。

さて、今日の東証は小動きでした。対処の方ですが、5・25日線の上に出てきているわけですが、う〜ん、週末まで経過を見守りたいと思います。週末の水準によって対処の変更を考えてみようと思います。

天気が良くないですね。

東北地方は統計を取り始めて、最初に上陸する地点として、初めての話になるようですが、そちらの方は十分にお気を付け下さい。

羽(稲葉浩志
https://www.youtube.com/watch?v=krhKpVGUebQ