シベリア鉄道。

為替市場の土曜日の終了時点で見ないとわからないものの、為替ドル円のチャートが三尊底を形成しそうです。多少変形バージョンなので、三角保合の形成とも見られますが、日柄との関係で、底ではないか?とは、考えています。

今後、中長期的に円安方向を示唆するなら、日本株は絶好の買い場所、と、なるはずですが、さて、どうなりますでしょうか?

ところで、このドル円を円安方向に引っ張る材料は、FRBの利上げ観測なわけですが、それがかなり迷走していまして、利上げは良くわからない、と、いう展開にはなっています。ただし、米国の景気はゆるやかながら、拡大基調が継続しているようで、利上げがある、と、見る向きも根強くあるわけです。

そんな中で、このような記事を見つけました。

http://diamond.jp/articles/-/86332

”米国は景気後退には至らない だがもはや世界経済を牽引する力もない”

日本はその生活水準を維持するためにはどうしても、外需頼みとなります。国民(企業)の消費性向が低すぎて、国内に還流する資金をうまく使えず、結果、貯め込むばかりとなっているわけです。個人の消費が弱いので、企業の設備投資も増えないので、需要が供給に比べてどうしても少なくなり、経済はデフレに陥っていまうわけです。

そこで日本の資金を使って、新たなビッグプロジェクトが必要になってきます。その中でキーとなりそうなのが、シベリア開発かもしれません。

http://www.sankei.com/politics/news/161003/plt1610030005-n1.html

シベリア鉄道の北海道延伸を要望 ロシアが大陸横断鉄道構想 経済協力を日本に求める”

個人的には、リニア新幹線を希望しますけど。。。東京<--->ロンドンが、24時間以内で行けますが、各国のイミグレーション(入国審査)に時間をとられますので、これをどうするのかが課題でしょうね。

たしか、東京--大阪間(500キロ)でリニアを通すと、10兆円ですから、東京---ロンドン間だと、直線で9600キロですから、鉄道距離で約1万〜1.2万キロくらいだと思います。総工費200〜250兆円のビッグプロジェクトになります。

そうなると、JRロシア・JRユーロ・JRイングランドの三社が新たにJRグループに入ることになるんでしょうね。

これ、日銀当座預金に豚積みされている資金が250〜300兆円程度なんですよね。日本の資金だけで、できちゃうでしょ。これやる、って決めたら、北方4島にサハリンのおまけまでついて還ってきても良いですよね。

さて、今日の東証ですが、上昇しました。引き続き保合の中の相場なのですが、為替が中期的に円安方向になる可能性が出てきています。ひとまず判断は、土曜日、海外の為替市場が引けてからに譲りますが、良い兆候であることは事実です。

sailing dayBUMP OF CHICKEN
https://www.youtube.com/watch?v=F9L7QAL5m5g