TPPの国会承認。

今週のチャートはココ

今週のTOPIX週足罫線は陰線になりました。

たしかに、赤いトレンドラインに示しましたように、上向きには違いないのですが、如何せん、頭が重すぎてなかなか上がれません。日銀がETFで支えているので、下値が切り上がるのでしょうけど、決定的な上昇へ誘導するには無理があるようなチャートです。

保合継続って話でしょうねー。起爆剤はどこかにないですかね。

一応、TPPの国会批准は迫っていますけど、起爆剤になるかどうか?まー、批准を先にしちゃえば、アメリカとの再交渉の可能性は低くなりますので、そのまま、TPP発効には大きな前進とはなるでしょうが。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161014/k10010729611000.html

まー、おそらくは、日本がこれだけ急ぐのには、TPPが日本にとってお得だからでしょうね。裏には中国からやってくる、デフレと失業の輸出をシャットアウトする、と、いう目的もありますから。ただ、クリントンは伝統的にチャイナマネーの毒気にやられていて、大統領に当選するや否や、アメリカはTPP加入を白紙にする可能性もありますが、おそらくそのときは、日本はロシアカードをちらつかせて、アメリカをせっつくのでは?とは考えています。

ちなみに、TPPは、日本株長期上昇のための起爆剤にはなりえる可能性はあります。そもそも、最近、日本企業が中国から撤退が著しいのは、TPPによって、ベトナムなどの低賃金国から関税をかけずにアメリカに輸出できるメリットを活かすために、工場移転が始まっている、と、いう関係もあるのじゃないか?と、考えていますし、もちろん、日本にも工場が戻ってくる可能性は十分にあるわけです。もしも、日本に工場が戻ってくるなら、土地の需給がタイトになって土地価格が上昇、結果的に、銀行貸し出しが増加して好景気に一役買うことになるかもしれません。そうなると、緩やかなインフレとともに、税収の増大、歳出の増加へ、と、好循環になる可能性もあると思います。

http://www3.nhk.or.jp/news/imasaratpp/article15.html

とにかく、出て来る好材料起爆剤になることを期待して待つしかありませんが、対処は今のところ変更はありません。

愛しすぎて(ケミストリー)
https://www.youtube.com/watch?v=Z3RkqA7_qgw