トラポノミクス。

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トランプ大統領関連銘柄(トラポノミクス関連銘柄)が掲載されていました。

この中で、トラポノミクスの目玉として、重要なのは、

法人税率の引き下げ(35%→15%)

これが大きそうですね。つまり、海外の資金がアメリカに集まりますので当然、ドル高になります。ただ。気になるには、関税を上げるなどの処置をとると、日本企業には大きな影響があると思います。もっとも、いきなりやると、輸入部品などに頼ったアメリカ製造業という側面もありまして、輸入物価の上昇が国内物価を大きく上げることも予想されます。そうなってしまうと、アメリカ国民の生活は返って苦しくなってしまう現実もあり、簡単には関税をいじれないと思うのですけどね。

ちなみに、トランプ関連銘柄は、日本株にもあります。焦点が当たるのはインフラ整備などに関係する銘柄群・金融関連銘柄群の2つがあげられています。

TPPはほとんど可能性はなくなったかのような形にはなってますが、”強いアメリカ”を作りたいのなら、保護貿易主義的な動きはむしろ逆効果ではないか?そんな気もしますが、詳しいレクチャーをトランプはこれから受けるわけで、その結果、TPPをどう判断するのか?やはり、未知数だと思います。ただ、とりあえず、年内のアメリカの批准はなくなった、と、いうことではないでしょうか?

個人的には、トランプ関連銘柄の寿命はそれほど長く続くとは思えない、と、いう考えではいます。そもそも、IT産業を軽視し、旧産業を重視したところで、ITは旧産業にも深く浸透していて、両者は不可分の関係にあります。ITの軽視はそれだけで、国の衰退を招く可能性もあり、すぐに路線変更を迫られるのではないか?と、考えています。アメリカは日本ほどには旧産業を大事にしてきませんでしたので、今からキャッチャアップするより、日本の半製品(部品)を輸入した方が、はるかに、コスト面で有利なはずです。これでは、国際競争をしている多国籍企業が、みんな負けてしまいかねません。それは、結果的には雇用の減少を招くことになります。もはや、後戻りはできないことをトランプはいずれ理解しなくてはならなくなると、考えてはいます。

さて、今日の東証は上昇しました。円安が追い風になっていますね。

う〜ん、トランプの政策がある程度出てきてからでも遅くないような気もします。一方で、今日の感じを見ると、相場つきが良さそうで迷います。したがって、総資金の55%まで、と、いう対処に変更しておきます。月末の株価がどうなるのか?注目しています。

スパークルRADWIMPS
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