株価は不安の崖をよじ登る。

株価チャートを見ていると、日本株の動きは未だ”疑心暗鬼・不安”の中にあるような感じです。

もちろん、トランプという好材料とも悪材料ともつかない、得体の知れない材料が大きく横たわっているのは確かですし、プーチンという元KGBの大統領もいるわけで、安倍政権はそのどちらとも、深くコミットする可能性もあり、うまく転んでくれれば、大きな勝利を得られる反面、どうしようもない泥沼にはまる可能性もあって、市場はそこを判断しきれていないようには思います。

そもそも、まだ、トランプが大統領になるのかさえ、未知数と言えるのかもしれませんし、アメリカ分裂、と、いう、とんでもないカードを引き出す可能性もあるわけです。

株価は疑心暗鬼と不安に苛まれながら、少しづつ上がってきている事実を見ることが一番重要なのでしょうけど、疑心暗鬼と不安は大きくあります。

”株価は不安の崖をよじ登る”これはウォールストリートの格言なのですけどね。。。

ところで、日銀は相変わらず、何もしないで見てるだけ、なのでしょうか?良い指標も出てはいますけど、デフレギャップは埋まっていないようです。もちろん、今日発表の鉱工業生産指数は3期連続で上昇していますので、景気が良くなっているのは事実でしょう。一方で、指数が98.5ですから、これ、100に満たないということは、平成22年が基準値ですから、相変わらず当時より良くない、と、いうことでしょう。

さて、今日は月末です。

今月のTOPIX月足チャートは、ココ。

日本株は不安の崖をよじ登り、やっと、崖から飛び出ようとしている状態です。少なくとも、水準AとBの保合期間に買った人たちは、利益になっています。多くは打診買いで買った株式でしょうから、不安の中で長期的な観点から買っている人が多いと考えています。

そうなると、リーマンショック級の大きな悪材料が出てくれば別ですが、そうではないなら、この人たちが、このABで買った水準の株式を、簡単には売りに出して来ないことが予想されます。したがって、ここからは追加買いになる可能性が高いのではないでしょうか?このため、需給はタイトになり、株価は長期上昇トレンドへ入って行く可能性が高いのでは?とは、考えています。

すでに対処は総資金の75%まで投入にしてきましたので、後の25%をどこで買うか?を考えるわけですが、一応、トランプの政策が実際に出そろってから買うか?少しづつ、入れて行くか?のどうちらかでしょう。それは、個人の事情でやれば良いと思います。

一応、当ブログでは、総資金の80%まで、に、上げておこうと思います。

明日から12月ですね。掉尾の一振に期待したいところです。

12月(森山直太朗
https://www.youtube.com/watch?v=fiGcknkdz7s