一旦減量、新年になったら、建て直し。

今日の東証は小動きでした。

ただいま、利食いを先行させて、それなりに保有量の減量を行って年越ししようと考えてはいます。

TOPIX日足を見ても、先週の金曜日までに、直近の節になったところから,10本の下値切り上げになります。そろそろ、調整に入ってもおかしくはありません。同様に週足しかり、ですから、ここは、押し目形成なのか、中期的に下落トレンドに入るのか。はたまた、継続上昇なのか?見極めてからでも遅くはないような気はしています。

実際のところ、トランプは減税に公共事業で、米経済を活性化させようとしていますが、財政の拡大は財政赤字を通じて米国債金利を押し上げます。この金利の上昇スピードが、企業収益の増加ピッチより早いと、景気は腰折れしてしまいます。昨今は量的金融緩和で資金はだぶついていますので、FRBの金融引き締めのピッチもかなり素早く対応するでしょうが、従来あったスピードより遥かに素早く大胆にやらないと、適切な対処は難しいような気もするんですよね。

つまりは、工場移転の進行したアメリカが関税を上げて国内産業の保護に走ると同時に公共投資をやったら、だぶついたマネーが暴れ出し、金利の暴騰を招いて景気はどうなるのだろうか?とは、考えてもいるわけです。その場合、国債金利が急騰して予算が組めるのか?ってことでもあります。

もっとも、長期トレンドはまだ始まったばかりの可能性が高いですので、年末でなければ、減量しようとは思いませんでした。

まー、それでも年末高になったら、悔しいですが、日本市場が正月休みの間に、海外がどーんと下げても対処のとりようがありませんからねー。

その場合、出遅れ銘柄を新年から仕込もうと思ってます。

そいうわけで、対処は100%全力で、と、していますが、年末という事情から、個人的には、総資金の30%未満を目標に減量中です。

ところで、今日は大統領選挙人による投票日です。形式的にはこっちが大統領選挙、と、いうことになります。トランプの勝利にはロシアの関与があったとか。ネガキャンのようなニュースがリークされていますが、トランプはロシアにカジノを作ろうとしたことがありました。そのときにプーチンと知り合っているのは事実のようです。FBIのリークも、全くのうそではなさそうなところが、嫌な感じですが、アメリカはこれに対して報復する、と、言ってはいるわけで、何やら物騒な話です。これは、オバマの最後の仕事になりそうですね。

ちなみに、ロシアからサイバー攻撃はどうなんでしょうねー。自作自演?そんな気もしないでもありません。と、すれば、CIAやFBIなどはトランプを歓迎していない、と、いうことになり、それって、ケネディーのような顛末が待っているってことでしょうか?副大統領はそれなりに、トランプのような過激さがありませんから、まさか。。。とは、思うのですけど、トランプは大丈夫でしょうか?

エール(井上苑子
https://www.youtube.com/watch?v=CmAJR7UjqDI