為替の揺り戻しで下げる。

今日の東証は下げました。ドル円円高方向に揺り戻しされたのが主な原因だと思います。

為替のドル円は少々急激な円安へのバイアスがかかっていましたので、この揺り戻しは当然だと思います。

日本株も調整を欲していましたので、丁度よいお湿りとなりました。この調整がしばらく続いても致し方ないとは思いますが、この間に少しづつ玉を積めることができれば?とは、考えてはいます。

いよいよトランプ政権が誕生するわけですが、トランプのネットでのつぶやきが米国の国政に影響を与えているようで、ネット時代の新しい影響力の与え方の威力に驚いてはいます。

しかし、アメリカの財政は物理的な問題なので、つぶやきくらいではどうにでもなるものではありません。日本の軍事費負担は大幅に増額されることは目に見えています。もちろん、日本の場合はそれをヘリマネで賄ってしまえる土壌も出来上がっていますので、いよいよ、実質的なヘリマネ政策から景気浮揚へとつながることを期待はしています。

個人的に一例として考えているからくりはこんな感じです。

1.アメリカが日本に米国債買い入れ要請。

2.日本政府は国債を発行。

3.すでに日銀は量的緩和で、市場から国債を買い入れてそのまま凍結。

4.日本政府は得た資金を特殊法人等を通じて、円を売ってドルを買い、その資金で米国債を引き受ける。

5.米国は資金を得て、それで公共投資(毎年10兆円。10年で100兆円)。

6.為替は円安に。アメリカはだんまり。ただ、日本の貿易黒字の増加も考えられ、意外と動かない可能性もある。

7.日本株は史上最高値へ(願望はかなり入ってますが)。

まー、この他にもルートはあるでしょうけど。

どちらにしても、日米ともにメリットがある取引だと思います。すでに日本の対米輸出は中国に比べれば少ない上に、日本企業がアメリカで多くの雇用を生み出しているので、アメリカにとっては日本批難を繰り返すことは得策ではないでしょう。ターゲットは中国に絞られることになると思います。

そういうわけで、日本株は調整ムードが出てきていますけど、トランプ大統領の政策が詳細に出て来る辺りから、再び騰勢が強まる、と、考えてはいるところです。もちろん、本当にそうなるかは?神のみぞ知る。でしょうけど、チャートの具合を見ながら、だいたいのことは判断できるはずです。

ゆるぎないものひとつ(B'z)
https://www.youtube.com/watch?v=gzWLlkuZZDk