人工知能。

今日の東証も小動きでした。

昨日、NHKで人工知能の特集をやってました。巻け知らずの将棋マシーンやタクシーの顧客予測で20%売り上げが伸びた、なんてしろものが紹介されていましたが、相場も人工知能での取引が8割にも及んでいる。と、いう話でした。

その中では、いずれ、人間の関与できる余地はどんどん狭められるだろう?と、いう予測になっていましたが、相場もそうなるのでしょうか?

そこで、考えてみたのですが、人工知能が過去のデータから相場の最適解を見つけたとしても、みんなその解答になれば、相場は一方向に動きやすくなり、最後は逆をやった人間の勝利になるでしょうし、人工知能同士も相手を出し抜こうとすれば、結局は、人間のトレーダーがたくさん入ってきたのといっしょになります。

つまり、相場では、人工知能だろうが、人間だろうが、結局は相手を出し抜こうとするわけなので、どっちも生き残れる可能性があるし、どっちも生き残れない可能性がある、と、いうことになりはしませんでしょうか?要するに、人間だけのときと、全くいっしょだが、短期間に、大きく動くときは、おそろしいほどの変動になる可能性がある、と、いうことのような気がします。

これって、我々、投資家にとっては願ってもないことでしょう。ただし、今回の保合のように、相場がフラットになってしまう期間も異常に長くなる可能性がある。と、いうことも合わせて考えておく必要があります。それは、相手を出し抜こうと、人工知能も必死になるあまりの結果ですね。

さて、仕事には人工知能が入ってきて、その多くが失業することになりそうですが、投資家は生き残れそう、と、いうことで、今日のお話は終わりますが、対処に変更はありません。

手をつなごう(絢香
https://www.youtube.com/watch?v=esUe7heiM-k