S&P500種株価指数。

S&P500種株価指数とは、米国市場の代表的な指数の一つで、日経225が、ダウ30だとすれば、TOPIXがS&P500と考えれば良いと思います。

このS&P500が、今月末で月足ベースで下値切上げ連続8本になります。この10年において、8本連続はありますが、9本目で下値が切り上がっている例はありません。

前回、8本連続を記録したときは、その翌月、下値を切下げ、さらにその次の月は、再び切上げたものの、Wトップの形となり、結果、その後は18%ほどの下落となっています。

また、S&P500の年足なのですが、下値の切上げは7本連続した後、去年、一旦は切下げたのですが、上値の切上げは、今年も切上げましたので、9本連続になります。S&P500のすべてのデータを持っているわけではないので断言できませんが、年足ベースで上値切上げが連続して9本になったことが、ダウ30も含めて、NY市場の開所以来、そんなに多いとは思えません。9年連続で相場が良かったことになるわけですし、これは、Wトップ(一昨年が1番天井・今年が2番天井)の可能性もあるわけです。

もしも、NY市場の下落が本格化した場合は、チャートから考えて、長期的には1000ポイント以上の下げになる可能性は考えておくべきではないか?とは、考えています。

さて、今日の東証ですが、またもや小動きでした。もちろん、TOPIXチャートは保合ではあるものの、悪くなっているわけではありませんが、REIT指数は戻りを入れながら、下値が切下がる、不気味な動きが続いています。

対処に変更はありません。

笑顔・サンキュ(松浦亜弥
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