安倍が選挙をする理由。

米国で自動車の売上が好調なことと、為替が円安方向にあることを好感して、今日の東証は上昇しましたが、後場軟調になり、結局、前日終値近辺で大引けとなりました。

TOPIXの週足・月足ともに良い形ではありますので、買い方になるのはいいのですが、米国の長期チャートを見を見れば、上げっぱなしの状態ですので、いつ転換してもおかしくはない日柄も経過していることもあり、保有期間を短期、と、いう対処にしています。

したがって、中長期、と、いうことでは、お休み。と、いう対処です。

ところで、安倍政権が選挙に踏み切った理由がTVなどで、思惑として出てきていますが、その理由の一つとして、北朝鮮問題解決のために、米国が軍事オプションをとる場合に、日本ができることは、何?と、問い詰められているそうで、その具体的な行動のためには、憲法改正がやはり必要で、今回、自民党は声高には言えませんが、自民党が与党であり続けたい、と、思うのは大前提としても、それ以外に、改憲に真の狙いがあるような感じではあります。

したがって、小池新党があせって出てきた背景には、ひょっとしたら、自民党からのオファーがあってこその、希望の党だった可能性もあります。そもそも小池都知事は、オリンピックが終わってから政権を取りに行っても遅くはなかったはずです。今。新党結成は、リスクが大きすぎ、東京都民にもそっぽを向かれる可能性だってありますからね。

結局、自民党過半数を得られなくなったとしても、護憲勢力である民進党の左派、いわゆる特亜重視派を炙り出して、改憲勢力全体を2/3以上にすることには成功する可能性が大きく、都政では、公明党都民ファーストの関係が壊れても、自民党都民ファーストで協力すれば、議会運営はうまくいきます。田原総一郎はそれを安倍に進言したのでしょうか?

http://www.sankei.com/politics/news/170804/plt1708040063-n1.html

つまり、今回の選挙は、自民党にとっては、公明には選挙に協力させつつ、改憲においては、公明の話を聞かなくて良い、と、いう、都合の良い話になって行く可能性があります。まさに、共産党の言うところの自民党の補完勢力作り、と、いうことになるやもしれません。

公明に邪魔されずに改憲するために、安倍も小池も前原も、実は、話は出来上がっていた。なんてこともあるかもしれません。

https://www.youtube.com/watch?v=VS-cUrKL1Mg

今日は楽曲ではなくて、鉛筆画です。