4段上げの最終ステージ?

今週のTOPIXチャートは、ココ。

今週のTOPIX罫線は、陽線になりました。

引き続き、週足の方は、二番添乗模索の可能性が残っていると思います。仮に、そうだったとして、下のTOPIX月足チャートを見てみますと?

現在は4段上げの真っ最中となっていて、1段・2段・3段の傾向をみますと、上昇期間は各々5ヶ月となっています。この傾向を今回も踏襲(とうしゅう)するとすれば、高値は来年1月か?あるいは、11月と1月のWトップになる可能性は考えておいて良いと思います。特に赤の矢印で示した、11月の罫線は比較的、上髭のながい形で、上値には強めの抵抗帯が存在していることも窺わせる状況です。

相場は通常、4段上げで終了になることが多いですから、その経験則から言えば、そろそろ終了のゴングが鳴っても良いはずですが、NY市場の上昇が止まらない状況もあり、絶対にそうなる!とも、言えないところがつらいところです。

ただ、今年1年ずっとでしたが、常に、日柄から察するに、通常ならば限界にいつ達してもおかしくはないチャートではあることは忘れてはいけないと思いますし、NY市場は長期でも中期でも、日柄限界に来ていることも重要です。そのため、短期買い方でずっとつないで来た状況です。

一方、REIT指数は最近、上昇してきたものの、1年単位では下げ基調にあり、下降転換へのサインは出っ放しの状況が続いた1年だったのではないか?と、思います。このREIT指数の状況と、日本全国の不動産の上昇傾向は、都心部などでは上昇傾向もあるようですが、いわゆるその他の地域の不動産価格は、芳しくない状況ではないか?とは、思います。この事実をもって、完全雇用に近い数字が出ているものの、多くの日本人が貧しくなっている事実が浮かび上がってくると思います。景気が従来の感覚で言うところの好景気、と、なっていない状況は考えておく必要があると思います。

何せ、不動産価格の上下は銀行貸し出しに深く関係がありますからね。不動産価格が上昇しなければ、それを担保にした貸出額が増えるはずもなく、その結果、景気の実態が良くなることもありませんからね。

したがって対処に変更はありません。買い方でやるなら、一泊二日とかデイトレとかのスパンを中心に考えた方が良いのでは?と、考えてはいます。

良い週末を。

<今日までのところの基本的な対処>

短期 様子見。

中期長期 お休み。

ユメノツヅキ(CHEMISTRY
https://www.youtube.com/watch?v=zWpy36ziQMA