為替の方は、長期円高の可能性が高まる。

ドル円の長期円高傾向が出始めたのでは?と、思います。東証の月足は、まだ、長期陰転とは言い難いですが、ドル円の長期的動向は、東証にも影響を与えますので、東証が長期下落になっている可能性を少し高めることになると思います。

ドル円月足チャートは、ココ。

このチャートを見れば一目瞭然ですが、長らく保合っていた水準を、2月の罫線で下抜けて来ました。月足での状況の変化なので、場合によっては、今後、1年以上にも渡るトレンドの始まりとなる可能性もあります。

米国は出口戦略を練っておいて、大幅減税や大幅な防衛費の増大も行っているのに、実質金利の動向において、円金利の上昇ピッチの方が早い、と、いうことでしょう。このことは、日本の金融政策が行き詰っていることを考えれば、デフレ治癒できなかった、と、いうことを示していて、東証の上昇にブレーキをかけるのに十分な状況ではあると思います。

ドルについて言えば、ドルが垂れ流される一方で、ドルを欲しがる人が減りつつある?のではないか?と、思います。ドルが弱くなっているのは、円だけでなく、ユーロに対しても同じことだからです。

今後は大量消費を必用とする戦争を、資本主義は要求することになりそうで、大きな戦争はできないものの、小規模の紛争や小国を戦場にしての代理戦争等の頻発により、軍事拡大や実質の戦闘による大量消費・大量破壊で、景気を支えざるおえなくなるのでは?とは、考えています。もっとも、中東あたりでは、常時戦闘状態ですが。。。

さて、今日の東証は大きく下落しました。月末では、長期陰転がはっきりしなかったのですが、その翌日急落とは、何とも皮肉な話ですが、対処には変更はありません。

<今日までのところの基本的な対処>
中期 総資金の5%を限度に、試し玉として、売建。ただし、最小単位まで減量するのはあり。建玉後、今後の様子を見る。

短期 自己の資金量からリスクを考えた上で、適量の売建。適宜解消の繰り返し。

会いたくて 会いたくて(西野カナ cover)
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