上値が重たい。

今週のTOPIXチャートは、ココ。

今週のTOPIX罫線は、陽線になりました。

現在の水準をもう一度確認してみますと?

赤丸で囲んだ、窓の水準が抵抗線(サポートライン)になっていて、ここを一旦、下待って、C点にまで達した後、戻りに入っている状況ですが、今度は、抵抗線レジスタンスラインに変わって、上値を抑えている状況です。

つまり、この3ヶ月程度は、この抵抗線を中心に相場が展開することが多くなっている、と、いうことで、この抵抗線は現在の相場にとっては、非常に重要な抵抗線である、と、言えます。そうなると、中期的な上昇トレンドに戻るには、この抵抗線を越えてくることが、最初の関門となりそうです。

また、この下げ相場は、A・B・Cの三段下げになっていて、通常は、三段か四段までの下げで終了することが多いことから、今回、この抵抗線を越える可能性があることにも注意です。

もっとも、長期足の方については、まだ、3ヶ月の調整となっていますので、長期下降トレンドとは言いがたいものの、もし、そうなら、下げの序の口、と、いう可能性もなくはありませんので、ここから、相場が急落するなどのことがあれば、相場のリズムが完全に長期下降トレンドになってしまうことにも注意です。

ただ、月足においても現水準はかなり強い抵抗線上にありますし、年足の状況を見るにつけ、下へ行くよりは、上に行く可能性の方が若干高いかな?と、いう考えではあります。

(月足の状況)
http://www.geocities.jp/you1421/CHAT2018/wTP_180331.html

(年足の状況)
http://www.geocities.jp/you1421/CHAT2018/wTP_180406.html

現在の中長期の相場感はこんな感じなのですが、トランプ政権がシリア攻撃を決定しましたので、これによって、相場が大きく左右されるのかどうかは分かりませんが、左右されるとなると、相場つきはかなり変わってきます。相場が十分に折り込んでいれば、問題はありませんが、来週はしょっぱなから荒れるかもしれませんので、その辺りは注意ですね。

そういうわけで、対処に変更はありませんが、今後の相場には、明るい期待はまだ消えているわけではではありません。

<今日までのところの基本的な対処>

中期
<買い方>銘柄の選定と監視。

短期
<売り方>自己の資金量からリスクを考えた上で、適量の売建。適宜解消の繰り返し。ただし、慎重に。
<買い方>自己の資金量からリスクを考えた上で、適量の買建。適宜解消の繰り返し。ただし、慎重に。

シューティング・スター(八反安未果
https://www.youtube.com/watch?v=BdNZ0WI9Poo